突然なのですが。
旦那さんの健ちゃんと、週3日は別居することになりました。
いろいろ考えて、まだわかりませんが離婚というか
私が籍を外すという事になると思います。
健ちゃんはそうならない為に1年かけて自分を変える努力をする事になった。
誰でも、大切な人は自分の中にお部屋を持っている、
という話をしました。
私の大切な人達は私の中の部屋で自由に生きている。
私の中には健ちゃんの部屋がある。
他の誰かの部屋もある。
エミ~タの部屋や、mikiさんの部屋がある。
弟の部屋もあるし、舎弟軍団もそれぞれ部屋を持っている。
そういう、ココロん中に部屋がある人達と現実でも一緒にいれば
「他にはなんにもいらないなあ。まあ、紅茶とかあればいいかなあ。」
て思えるんだ。
でも、健ちゃんの中には、10年一緒に住んできても
私の部屋はなかった。居場所はなかった。
どんなに喧嘩しても、どんなに話し合っても、
彼の中には私の居場所はまだ作られていなくて、
だから私はこのままでいたらきっと病気になると思った。
彼の中の私には手足が生えていない。
だから自由に動き回ることはなかった。
1年かけて健ちゃんは自分の中に私の部屋を作る作業を始めてみる。
その間、私は、自分で立っていけるように
5~6月から仕事を始めるつもりだ。
そして、私の居場所がある人と出逢うかもしれない。
そしたら、私と健ちゃんは、法律上では夫婦をやめると思う。
私がまた再婚するかどうかは全く考えていない。
夫婦とは紙切れ一枚のもんだと今でも思っているしこれからも思う。
居場所、部屋、そういうものが出来上がっている二人には
「夫婦」とか「友達」とか「姉弟」とかの呼び名は必要ない。
それを、健ちゃんはあと1年で理解することができるのかな。
実際…
私達の決めたいわゆる別居や離婚のルールはとても甘くて緩い。
そしてそれは、子供達の為にもベストの方法だと思っている。
私は、3日前の話し合いの時、
初めて、はっきりと、大人同士として、いや人間同士として
フラウと話をした。
フラウは、信じられないほど的確な事をたくさん言っていた。
これが子供の持つ力なんだなあ!って本当に感動した。
そして、私の話を聞いて、フラウはとても深く理解してくれた。と思う。
大切で、キラキラした宝物みたいな会話だった。
本当はあまりこんなところに書くべきじゃないかも知れないけど、
私の日記だ。想い出にとっとこう。
「あのね。フラウちゃんさ、…ママさ、あんまりね。
お父さんといるとね、ヤッチャダメ!て言われることが多いのね。
お父さんは、ママの為だって思っているけど、
ママはさあ。ちょっと苦しいのね。
例えばさ、フラウちゃんが、ディズニーチャンネルのテレビ観るの
ダメ!フラウちゃんのためだからだめ!って言われたら、どう思う?」
「イヤだと思う。」
「うん。ママもね。音楽聴いちゃダメとかね。映画見過ぎちゃダメとかね。
ソウジの話するとママが男っぽくなるからソウジの話もしないでほしいとか。
ママはずーっとお父さんの事を見続けて、お父さんが話しかけそうな時は
なーんにもしちゃいけないって言われてる気がしたの。
そう言われるとさあ。ママの好きなこと、お父さんの前ではやっちゃ
いけないルールになるの。ママの為だって、お父さんは言うの。
ママはやり過ぎると病気になるからって。それで喧嘩になるのね。」
「うん。でもさあ、お父さん自分のこと王様だって思ってるんじゃないの?!」
「アハハ。王様かぁ。そうかも知れないねえ。
それでさあ。そういうのってママ苦しいんだ。
だってイッコイッコは、ママの大切なことで、ママそのものなんだから。
チョット難しいけどね。
だから、ママは自由になりたいなあって思ったんだよ。」
「自由って何?」
「自由っていうのはぁ…うーんと、好きなことをしてもいいよって時間。
フラウも幼稚園で、滑り台とかブランコとか、好きなことして良い時間があるでしょ。
あの時は、先生に○○をやりなさい!って言われるんじゃなくて、
フラウちゃんが自分で考えて自分の好きな遊びをするじゃない?
あれは自由な時間だって思う。わかるかな。」
「うん、わかる。」
「ママは自由に、自分で考えて自分でイイとか悪いとか考えたいって思う。
その為には、お父さんと離婚しようって思うの。
でも、離婚って言ってもね、家は変な家族だから…普通とはちょっと違うかも知れない。
んと、離婚してもね、お父さんはいつでもママとチビ達に、好きな時好きなだけ逢えるの。
ご飯も一緒に食べるし、いつでもフラウと遊べるの。
ホントはね、普通だったら…わからないけど、
離婚したら、お父さんとかお母さんは、パッと居なくなっちゃって
なかなか逢えなかったり、逢おうとしなかったりするものかもしれない。
ママとお父さんも話をしないものかも知れない。
でも、ママのお家は変わってるから、そうはしたくないって思うの。
もちろん、お父さんがそれを望めばだけどね。望むって言うのはそうしたいって思うことだよ。」
「わかる!どうして家は変な家族なの?」
「どうしてかなあ。たぶんママが変な人だからだよ。」
「フフフ!良いよ。フラウわかる。だって、リロ&スティッチのリロの家も変な家族だよ。
でもみんなオハナなんだよ。」
「あぁ!そうだね。リロのお家は、お父さんとお母さんは居ないし、
お姉ちゃんとリロと、あとはスティッチにプリークリーにジャンバはみんなエイリアンだもんね。
そう。あんな風にさ、別にお父さんとお母さんじゃないのに、
みんな集まって住んでるじゃない?それが、家族(オハナ)でしょ。
そうだね。ママはあんな風が良いなって思ってる。
そりゃあ、ちょっとしたルールはあるかもしれないけどね。」
「うん。わかる。」
「フラウちゃんさ、ママ達のこと、どう思う?
…あのね。ママね。たぶん、このままずーっとお父さんと一緒にいて
自由じゃないなって思っていたら、ママのママみたいに、病気になっちゃうって思うんだ。」
この言葉は、フラウと話していて急に出てきた言葉だった。
それまではそんな事微塵も考えたこと無かった。
でも、そうか、私は病気になっちゃうかも知れない。
そう思ってハッとした。
「フラウ、ママが病気になったらダメだと思う。だってママが病気になったら
お父さんだってその後大変だもの。」
「あぁ!そうだね。ホントにその通りだ。
ママのママ(フラウのおばあちゃん)は病気だったよ。
でもさ、ママのパパ(天満屋のじぃじ)は、とても大変な思いをしたよ。
ママや、ソウジも。とても大変な思いをした。
そうだね。ママが病気になったら、きっとみんな大変な思いをしちゃうね。」
「うん。だから、離婚しても良いと思う。だって、そうしたってなんにも変わんないもん。」
「そうだとママも思う。パッと居なくなったりしない。
ただ、ママが『キムラタマキ』って名前になるだけなんだよ。
でもママは、ママの性格とか、ママの顔とかは、ちっとも変わらないよ。
だってさあ、明日からフラウが『キムラフラウ』って名前になっても
フラウちゃん急に明日から、意地悪で赤い髪の女の子とかには、ならないよねえ。」
「うん!ならないよ~。マートル(リロ&スティッチの意地悪な女の子)みたいには
ならない。フラウはフラウだよきっと。」
「そうなんだよ。だからね。ただママの名前がちょっと変わるだけ。
居なくなったりもしないんだよ。ずーっとママはチビ達のママで居るんだよ。どう思う?」
「平気だよ。フラウなーんとも思わない。」
「そうだね。アリガトウ。
お父さんにも、お話しがあるかもしれないから、
その時はフラウ、今みたいにきちんと聴いてあげてね。
それで、フラウが思うことちゃんと言ってあげてね。」
「うん。わかった!」
最初は「離婚」と言う言葉を出すだけで
漠然とした不安を浮かべたフラウは涙を溜めていたけれど、
話が終わると、霧が晴れたようにニコニコと笑い出した。
実際には、子供に話して聴かせたほど簡単じゃないことも知っている。
でも、私の基本的なモノは、彼女に話したとおりこれからも変わらない。
それが私とフラウとの間にある絆だ。
私は何にも代え難いモノとして、彼女とのこの会話を守っていく。
それから二日間、健ちゃんと話し合った。
最初はとにかく元の生活、元の私に戻す為に彼も必死だった。
けれど、私は変わらない。
そう知ると、健ちゃんは深く考えた。
まだ揺らいでいるだろうけど、
初めて彼と、人間らしい会話をしたと感じた。
これから、私達はちょっと違った道を歩き始める。
今までの10年とはちょっと違う道。
でも、私の目指しているあたたかい場所は、
きっと素晴らしい所だと信じている。
健ちゃんの中に、誰かの居場所が作れるように、
そして、私が私になれるように。
具体的には、週3回は彼に実家に帰ってもらって、
週4回は、我が家で過ごす。
それを1年続ける。
その1年の間に健ちゃんに誰かの居場所が見つかった時。
私はそれでも彼と夫婦で居ることを拒否するかも知れない。
その私の「自由な選択」すらも彼は許容出来る場所。
それが出来るよう、1年みていこう。
でも、ルールは決めておく。
それを破ったり、曖昧にしたら、
私はすぐに、どんな事情であれ、籍を抜く覚悟だ。
私にとって不利でも、なんでもね。
これは健ちゃんにとっての脅しではなく、
私自身のルールでもある。
これを読んでくれてるみんな、アリガトウ。
私のこれからや、子供達のこれからを
まあ、見ててくださいな。
私は動き出したよ。
私は生きてるんだよ。
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